マグリット通信

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2013/05/06

カクテルパーティーのすすめ。

最近時々聞くようになった、ウェディングでのカクテルパーティー。アメリカのウェディングでは、立食スタイルでカクテルパーティーを行った後に着席スタイルへ移り、最後はダンスパーティーで楽しむという、動きのある流れになっており、カクテルパーティーの間にゲスト同士を紹介して、コミュニケーションがとられます。

 

ニューヨークのトップウェディングプランナー、マーシー・ブルームも、シャイで初対面の人と話すのが苦手な日本人にこそカクテルパーティーが必要、と言っています。日本の披露宴は、パーティーの最初から着席するスタイルであるために、一人の人が限られた人としかコミュニケーションが取れません。日本のウェディングについて研究したマーシーは、日本のウェディングにカクテルパーティーを導入すれば、コミュニケーションの機会が増え、より和やかで楽しいパーティーになる、と言います。

 

カクテルパーティー成功のこつは、いくつかありますが、日本人が失敗しやすいポイントを挙げるなら「空間を広げすぎないこと」でしょうか。広すぎる空間は不安感や落ち着かない感じを与えます。日本の住宅事情がそうさせるのかどうかはわかりませんが、日本人には広い空間への憧れが強いのか、広さや天井の高さをありがたがる傾向が強いように思います。ですが、パーティーの場面では、これがあまりプラスに働きません。カクテルパーティーの会場を決める時は、人数に対して少し狭いんじゃないかと思うくらいでちょうどいいようです。どうしても適当な広さ(狭さ)の会場がない場合は、余計なところは暗くする(照明をつけない)ことでも同じ効果が期待できるのですが、この「余計なところを暗くする」ことができない会場も現実的には多いようです。

 

前述のマーシー・ブルームは、カクテルパーティーの場所はどこでもいい、挙式会場から披露宴会場に向かう廊下でも、とさえ言っています。マーシーのイメージしている「廊下」と、日本の結婚式場の「廊下」のボリュームがそもそも違う場合もあるかと思いますので鵜呑みには出来ませんが、カクテルパーティーの会場から披露宴会場までは近い方が好ましいのは間違いないようです。

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