マグリット通信

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2013/05/08

披露宴におけるスピーチの必要性を考える。

披露宴に出席して、スピーチが長くて困った、という経験をしたことのある人は少なくないと思います。バラク・オバマ大統領の就任演説は当時大変な話題になりましたが、長時間の講演より、3分のスピーチの方が難しい、と聞いたことがあります。だから、長くなってしまうのかもしれません。講演や講義が上手だからと言って、スピーチが上手とは限りません。しかも、他の披露宴で聞いたことがある、という話がしばしばあります。私たちには大統領のように専属ライターはいてくれないので大変です。
グレート:プランニングのブレーン、ニューヨークのパーティープランナーたちも、スピーチはなるべく少なく、といいます。マーシー・ブルームは、スピーチが3人いたら、そのパーティーの成功には責任持てない、とまで言います。アメリカ人のほうが、断然スピーチ上手で、気の利いたジョークで楽しませてくれそうですが、それでも、パーティーではスピーチはゲスト同士の会話を途切れさせるからしないほうがいいと言うのです。

 

日本のウェディングの一番の問題は、セレモニーである挙式をカジュアルに崩してしまったりする一方で、パーティーにも堅苦しさを引きずってしまうこと。セレモニー(式典)とパーティーの区別ができていないことでしょう。
スピーチが、文字通り「祝辞」であるならば、ゲストからのお祝いの言葉は新郎新婦が直接聞けばよいことです。
それは、「他の披露宴でも聞いたことのある話」ではなく、二人のためだけの特別な言葉のはずです。

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